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入る前に社屋の外観の撮影を済ませ、いざ正面玄関から入ると中は『着る炭』の商品と備長炭だらけで、備長炭のオブジェや備長炭の風鈴までありました。
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 事務室におられた女性の方に（この方が社長の奥さん）挨拶をし、社長を取り次いでいただき、そして神谷社長の登場です。
私はこの日、以前サンプルとしておくっていただいた、『炭Ｔシャツ』を着ていったのですが、当然のように神谷社長も着ておられました。でもよくみると、私の『炭Ｔシャツ』とは違い、淡いストライプが入っています。私は「こんな商品カタログにはなかったなぁ〜」と不思議に思っていました。そして後で聞いてみると、試験的に一着だけ作って、ご自分だけが着ておられるそうです。まさしく世界で唯一の炭Ｔシャツです。ぜひ今度、私にも作っていただきたいです。
神谷社長は一見ダンディ？な感じですが、話してみると茶目っ気があり、気さくな感じの方でした。なんせ炭のＴシャツや下着を考案し、商品化された方ですから。それに何より、仕事に対してのこだわりを強く感じ、自分の作り出した商品に、絶対の自信を持っていらっしゃるのが良く判りました。すばらしいことです。
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 一とおり取引の条件や、『着る炭』の商品についての話を済ませ、いよいよ編機の見学です。編機は社屋の二階にあり、所狭しと大小さまざまな編機が並べられていて、その内の数機が忙しそうにガタガタ動いていました。
大抵のメーカーは、どのサイズの生地でも編めるように、大きい同じサイズが並んでいるそうです。しかし、神谷マテリアル岐阜では、サイズに合わせて編機のサイズもそろえているそうです。こだわりを感じます。
数えてはいませんが、編機は全部で４０機程あったでしょうか、それを２人の女性の方が管理しておられるそうです。すべてが稼働しているわけではないですが、「どうすれば、あれだけたくさんの機械を、たった２人で管理できるのか？」「一度に糸がなくなった時は、どうするんだろう？」って疑問に思い、神谷社長に質問してみました。答えは、糸がなくなると自動的に機械が止まり、教えてくれる仕組みになっているそうです。納得です。
そして、また一階に下り、しばらく備長炭や『着る炭』の商品を一人で眺めていると、「ただいま！」という元気な声とともに、小学生の女の子が、正面玄関から入ってきました。神谷社長の娘さんです。私は突然でびっくりしてしまい、何も言えずにそのままやり過ごしてしまいました。
今回訪問させていただいて、アットホームな感じの神谷マテリアル岐阜株式会社と、神谷社長の人柄に私はとても好感を持ち、「お伺いしてよかったなあ」と思いました。
帰りは神谷社長のご厚意にあまえ、車で岐阜駅まで送っていただきました。
色々と本当にありがとうございました。
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おまけその１：米原〜大垣間 蔓草の支配
私は山辺の田舎育ちなもので、あのあたりの景色はとても懐かしく感じてしまいました。それにしても米原〜大垣までの山間の景色はすごいです。草や木や川が自然のまま、まったく人の手が入っていない感じがします。梅雨の時期ってのもあって、そりゃもう好き放題に生えてました。中でも蔓草（つるくさ）が、すべてを覆いつくさんとばかりに、木や電信柱や電線にまでウリウリと巻き付いていて、まるで人か怪獣のオブジェのごとく点在してました。私はただひたすら窓の外を眺めて、それらの草木と田圃と山々の緑が織りなす、絶妙のグラデーションを楽しませてもらいました。
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おまけその２：穂積駅について〜完全に私事です
 ＪＲ穂積駅は岐阜と大垣の間にあります。私の名前も「保積」で読みは同じです。ただそれだけです（すみません）。
帰りの電車に乗っていて、西岐阜を過ぎると「次はホヅミ〜ホヅミ〜ホヅミでございます」というアナウンスが流れます。それを聞くと、無性に穂積駅で降りたくなってしまい、本当に降りてしまいました。
穂積駅では思ったより人の乗り降りが多く、結構大きい町のようです。駅を出て少し歩くと「ほづみ薬局」発見。思わず写真をとってしまいました。もっと探索したかったんですが、時間もあまりなく、おまけに雨がポツポツ降ってきたので、残念ですが帰ることにしました。ほんの１０分程度でしたが、念願が叶いとても満足して帰路につきました。
ほづみ市のホームページ http://www.mizuho-city.jp/
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店長の保積です。当店おすすめの商品をごゆっくりご覧ください。 
